このページで、そんな磁石のふしぎを一緒に楽しみながら、学んでいきましょう!!
この磁気の届く範囲を「磁場(磁界)」といって、
鉄に磁石を近づけると鉄が引かれるのは鉄が磁場の中に入ったからです。
右の写真はフィルムケースの中に磁石が入っていて、
鉄釘に近づけると図のように鉄釘の束が引きよせられてぶら下がっています。
ぶら下がっている鉄釘の下のほうをみると、
磁石ではなく、鉄釘にくっついているように見えます。
これは鉄釘が磁場の中で一時的に磁石と同じ性質になったからです。
この現象を「磁化」と呼び、磁化されるモノのことを「磁性体」、つまり磁石の両端はそれぞれ違った性質をもっていて、これを「磁極」と言います。
そして北を指す磁極を「N極(正磁極)」、南を指す磁極を「S極(負磁極)」と呼び、
違う磁極同士は引き合い、同じ磁極同士は反発し合う性質を持っています。
そこから地球自体が大きな磁石だということが分ります。
地球の中心では方位磁針はどこを指す?
地球の中心=赤道の上でも南北を指します。 ケニアには北半球と南半球の境があり、 その場所で水の張ったバケツの上に方位磁針の 針を水に浮かべると北も南も指さず、その場で 回転するということを見ることができます。 昔の方位磁針は赤道に近づくと、磁針の先が 下を向いたそうですが、現在は改良され、 針が水平を保てるようになっています。これは磁極が北を指しているのではなく、地球の地磁気の北を指しているからです。
磁石は地球が生まれた時に一緒に誕生したと言われ、
最初に人類が発見したのは、紀元前のギリシャや中国だと諸説あります。
磁石はそんな古くから私たちの身近にあったと言われています。
現在では様々の形となって私たちの周りにある磁石ですが、〒982-0251 宮城県仙台市太白区茂庭字人来田西111-10
・マグネット・ジャパン 磁石販売事業部
TEL:022-281-3961 FAX:022-281-0251