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FAQ

保磁力jHc(またはHcj)……iHc(またはHci)とは?

I保磁力とかJ保磁力ともいいます。

さらに詳しい解説

磁化をゼロにするために必要な外部磁界の強さを言います。つまり、bHcは磁気の状態をゼロにする外部磁界の強さであるのに対して、iHcは磁化という一種の物質の変化の状態をゼロにする外部磁界の強さです。B保磁力よりも強い逆の磁界を磁石に掛けて行くと、磁石の中の小さな磁区(植物の細胞にあたる磁石の最小単位)は逆磁界の力に負けてしまい、その逆磁界の方向に向きを変えてしまいます(着磁されてしまいます)。今まで一致団結して一方向を向いていた磁区という兵士が逆方向の勢力に負けてしまい反旗を翻して逆方向に向いてしまうわけです。

これを磁化の反転と言います。正規の方向を向いていた磁区と、反旗を翻した磁区が同じ量になって勢力が全く等しくなったとき、これを磁石の磁化がゼロになるといいます。このときの逆方向の磁界の強さがI保磁力です。 I保磁力はB保磁力よりも必ず負の方向に大きい値です。希土類磁石はこのI保磁力が温度によって大きく変わるので、注意が必要です。つまり温度に強い希土類磁石(特にNdFe磁石)を選ぶには、I保磁力が多少変動してもB保磁力に影響を与えない位大きなI保磁力を持っている磁石を選ぶ必要があります。また、I保磁力は磁石を着磁するとき、どの程度の磁界を磁石に加える必要があるかを知る重要な値です。磁石の素材によりますが、一般的にはI保磁力の3~5倍程度の強い磁界を加える必要があります。

保磁力は磁界の単位で、SI(MKS)単位系では A/M(アンペア/メーター)、cgs単位系ではOe(エルステッド)。 その換算は 1Oe=80A/Mです。

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