耐熱温度とは?
磁石の磁力は環境の温度によって強くなったり弱くなったりを繰り返しています。この特性は1℃でも温度が高くなれば弱くなり、1℃でも温度が低くなれば強くなります。
そのため環境温度に応じた磁石を選ぶために指針となるのが、材質特性の保磁力になります。この保磁力から大凡の温度係数と上限工作温度が分かり、これを簡潔に耐熱温度とよんでいます。
通常冷めれば可逆し磁力は完全に回復しますが、この耐熱温度を超えると可逆から不可逆となり、常温に戻しても超えた分磁力が減磁し元の磁力に戻らなくなります。熱によって熱減磁した磁石を再着磁すれば、ある程度元に近い状態に磁力は回復します。
また耐熱温度は完全に磁力が失われるキュリー温度ではありません。キュリー点を超えると、完全に磁性を失いただの石になります。
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